メニエール病(メニエル症候群)の基礎について

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■ メニエール病(メニエル症候群)の基礎
メニエール病(メニエル症候群)は内耳(聴覚と平均間隔のセンサー)の病気で、原因としては、内耳のリンパ液が何らかの原因で過剰になり、内リンパ水腫をつくり、回転運動を感知する三半規管や音を感じる蝸牛、直線加速度や位置感を感じる耳石など、リンパ液でつながっている様々な神経を圧迫するため、めまい、難聴、耳鳴りなどの症状が現れ、メニエール病が起こると考えられています。

しかし、現在のところ、リンパ水腫がなぜ反復して起こるのかについてはわかっておらず、リンパ水腫自体の原因も不明です。

現代人におけるストレスによる自律神経失調や、内リンパの吸収障害説、過剰産生説、内耳の循環障害説、ウイルス説、ホルモン異常説などがあげられています。

一般的に、メニエール病は片側の内耳の障害が原因ですが、15%〜30%は両方とも障害されることもあり、その症状は、人によって繰り返す間隔など違い、数日の場合もあれば、数週間、数ヶ月、あるいは1年に1回など、さまざまです。

以前は女性が多かったのですが、今では30〜40代の男性の多さが目だってきています。

専門の診療科は耳鼻咽喉科になります。薬物療法によって症状を軽減することもできますが、難聴の進行は薬で阻止できないことがあり、また、重症で薬物療法が無効なときは手術による治療も行われる場合もあります。

初期のうちに正確な診断、適切な治療を受けることが大事ですが、メニエール病とはっきりわかったら、あわてることはありません。寛解期もきちんと薬を飲み、両側化を防ぎ、ストレスをためないよう生活習慣改善を心がけましょう。

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